お母さんがうんこ丼を作ってくれた

私はスウだ。今日はうんこ丼の話をしようと思う。
私が幼稚園に入る前のことだ。
「ねぇねぇ! うんこって知ってる!?」
放課後、友達のマサコにそんなことを聞かれた。もちろん毎日してたから知っていたさ。
誰でも知っている常識だろう。 しかし、当時の私は「知らない!」と答えたんだ。
だって、うんこなんて気持ち悪いじゃないか。
その言葉を口にするだけで、口の中が臭くなりそうだしね。
それからマサコは教えてくれたよ。うんこについてね。
うんこというのは、ケツにある穴から出るものということ。
そして、そのうんこには三つの種類があるのだそうだ。
一つ目が、上質な便。これはいいものだよね。臭い匂いもない。
二つ目が、普通の便。これも問題ないかな。健康の証拠だし。
三つ目が、下痢便。これが最悪だよ。お腹を壊している証拠だからね。
こんな説明を受けたら、誰だって興味を持つと思うんだ。
そこで私は聞いたんだよ。
「ねぇねぇ! それってどんな味がするの?」
「うーん……ちょっと苦い感じかも」
「へぇ~そうなんだぁ、食べたことあるの?」
「えっ……あっ、うん。食べたよ」
その答えを聞いた瞬間、私の心は決まった。
もう我慢できない。すぐにでもうんこを食べたい。
だから次の日、私はお母さんにお願いしたんだ。
「ねぇねぇ、ママ! 晩御飯はうんこにして!!」
「じゃあ、今晩はうんこ丼にしようねー」
「うんこ丼ってどんなの?」
「ご飯にとんかつを乗せたのがかつ丼、天ぷらを乗せたのが天丼、牛肉を乗せたのが牛丼なの。うんこ丼だからご飯の上にうんこを乗せてるのよ」
「おーーー、ご飯の上にうんこかぁー、美味しそうだね」
お母さんは快く了承してくれた。
そして待ちに待った晩御飯!
「さぁ、うんこ丼よ!」
「やったー!! いただきまーす!!」
出されたうんこ丼はご飯の上に茶色い下痢のようなうんこを乗せている食べ物だった。そしてジャガイモや肉も入っている。
「スプーンにご飯をとり、うんこを少し乗せて食べるのよ」
とお母さんは教えてくれた。
私は迷わずスプーンでうんこを掴んで口に放り込んだ。
「うわっ! なにこれ!? 辛くて美味しいじゃん!!」
今まで食べていた料理は何だったのか。
私は夢中になってうんこ丼を食べ続けた。
気付けば、うんこ丼はなくなっていた。
「ごちそーさまでした!」
「ふぅ……いっぱい食べたわね」
「うんこ丼おいしかった! また作ってね!」
「まだ残ってるから明日もうんこ丼にするよ」
「わーい」

次の日マサコにうんこ丼を食べたことを話した。するとマサコは目を輝かせて言ったんだ。
「えっ!あたしも食べたい!」
「今日もうんこ丼だから家に来る?」
「うん、行く、行く! じゃあ、あとで家に行くね」
マサコはすごく楽しみにしていた。
私は急いで家に帰り、お母さんにマサコの分もお願いした。
マサコの分のうんこ丼を用意してもらい、来るのを待った。
「お邪魔しまーす」
しばらくしてマサコがやってきて、2人でうんこ丼が出されるのを待っていた。
そして準備が出来るとお母さんが、
「一晩置いたうんこ丼は美味しいよ」
と言ってうんこ丼を出してくれた。
そしてマサコはうんこ丼を見ると、
「これカレーだよ」
と言った。そう、うんこ丼の正体はカレーだ。お母さんがスウのためにうんこ丼と言ってたのだ。
「えっ? カレー?それ何?」
「カレーといううんこに似た食べ物があるの」
「見た目はうんこ丼だからうんこ丼でいいじゃん!」
「そうなのかなぁ……」
そのとき、お母さんが、
「カレーのときはうんこの話はしたらダメで、うんこ丼のときはカレーの話はしたらダメなの。マサコちゃんはうんこの話が好きでしょ。」
と説明してくれた。
「なるほど!じゃあこれはうんこ丼!ほんと美味しいね」
そう言って二人は笑っていた。
とても楽しい時間だったよ。
「スウのお母さんが作ったうんこ丼美味しかったよ。ご馳走様でした」
「それはよかった! マサコちゃんありがとう!」
こうして私たちは仲良くなったんだ。

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