うんこを共同作業しました

私はスウだ。大学一年生で、今は一人暮らしをしている。
今日は大学の友達マサコと遊びに来ていて、その帰り道である。
「ねぇスウ、そろそろご飯食べない?」
マサコが言った。
彼女は私の大親友だ。
とても優しくて可愛いくて性格も良い。
私とは正反対の人間だと思う。
でも不思議とウマがあったのだ。
「そうだね」
私たちは適当な店に入って食事をすることにした。
入ったのはイタリアンのお店で、パスタやピザを食べた。
そして食後のコーヒーを飲みながら雑談をしていたのだが、突然トイレに行きたくなった。
しかしここはレストランだ。
そんなところで堂々とウンコなんてできない。
どうしようか悩んでいると、ふいにマサコが口を開いた。
「ねぇスウ……ちょっとうんこに行ってくるわ」
これはチャンスかもしれない! そう思った私はすかさず返事をする。
「あー、実は私も行きたいと思ってたんだよね~」
我ながら完璧すぎる言い訳だったと思う。
私は席を立って、マサコと一緒にトイレに向かった。
私が入った個室にマサコも入ってきた。
するとマサコはおもむろにスカートを脱ぎ始めた。
「ちょっ!?何してるのよ!」
「え?だって今からうんこするんでしょ?」
当たり前のように言うマサコ。
「いや、だからってなんで脱ぐ必要があるのよ!」
「えー?スウは脱がずにうんこするの?」
「そういう意味じゃなくて……」
私は頭が痛くなってきた。
こんなにも話が通じない相手は初めてだったからだ。
私が困惑している間にも、マサコはパンツまで脱いでしまった。
「ほら見てみて!うんこの格好だよ!うんこまん!」
そう言ってお尻を突き出すポーズをとるマサコ。
「別の個室にするよ……」
もう限界だったので、私は仕方なく他の個室に移動した。
そこには先客がいたので少し待つことになった。
「うぅ……早く出てくれないかなぁ……」
しばらくして、ようやく出てくれた。
個室に入り便器の前に立った。
そしてズボンとパンツを同時に下ろしたその時―――
ガチャッという音がした。
慌てて振り返ると、そこにはマサコの姿があった。
「なっ!?あんた何やってんのよ!!」
「スウだけずるいじゃん!あたしも一緒にしたいんだよぉ!」
涙目になりながら訴えるマサコ。
「狭いから一緒には無理だよ!」
「嫌だ!絶対ここでうんこするもん!」
駄々っ子みたいに暴れだすマサコ。
こうなると手がつけられなくなることを知っていた私は諦めることにした。
(まあいいか……)
別に二人でにすればいいだけの話なのだから。
こうして私たちの共同作業が始まった。
まずは私がうんこを出す。そしてマサコがケツを拭いて流す。
次はマサコがうんこを出して、私がケツを拭いて流した。
「やったね!これで一緒だね!」
無邪気に喜ぶマサコを見て、私は苦笑いを浮かべることしかできなかった。
私たちはトイレから出ていった。
「私たち、うんこマンだね」
嬉しそうな顔で言うマサコ。
「うん……そうだね」
もはや否定するのが面倒臭かった私は適当に相槌を打っておいた。
帰り道、マサコは「うんこマン」と書かれたTシャツを2着購入し、1つを私に差し出した。
「一緒に着ましょう!」
「あ……ありがとう」
「明日はこれで大学に来てね!ペアルックだよ!」
はしゃぐマサコの横で、私は大きなため息をつくことしかできなかった……。

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