私はスウだ。
今日はマサコと一緒に株式トレードの勉強をするぞ! まずはチャート分析からだね。
「マサコ、チャートを印刷してみたよ」
「どれどれ……これは、何のグラフなの?」
「これはね、株価と出来高の関係を表したグラフだよ」
「ふーん……」
「これが上がっていると、みんなが買いたいと思っているってことなんだよね」
「そうみたいね……」
「そしてこれが下がっている時は、売りたい人がたくさんいるってことなんだよね」
「へえー……」
「これを見ながらトレードすると、利益が出やすいんだよ!」
「そうなんだ……」
「じゃあ早速、やってみようか!」
「はい、先生!」
私はマサコにトレードの基本を教えた。
「ストップロス注文を入れておくと安心だよ」
「どういう意味ですか?」
「もし相場が下がったら、自動で決済をする注文だよ」
「なるほど……。でも私はまだよくわからないから、自分でやります……」
「そうだね。慣れてきたら、一緒にやろうか!」
「はい!ありがとうございます」
こうして私たちはトレードを始めた。
しばらく練習したら、マサコもだいぶ上手くなったようだ。
「マサコちゃん、そろそろ実践しようか!」
「はい!お願いします」
「それでは、銘柄を選んで買ってみましょう!」
「はい!」
マサコはいくつかの銘柄を買った。
そのあと、さらに買い足すかどうか迷っている。
「どうしたの?もっと買わないの?」
「うーん……、ちょっと怖いかな……」
「大丈夫だって!自信を持って!」
「わかったわ。もうちょっとだけ買い増しするわ」
マサコはさらにいくつか買い増した。
その後しばらくして、また不安になったようだ。
「ねえスウ、本当にこれで良かったのかしら?」
「心配ないよ。きっと儲かるよ!」
「そうかしら……」
「このやり方で失敗した人はいないはずだよ」
「本当!?」
「うん。だから信じて続けてごらん」
「わかりました。頑張ります!」
マサコはその後も買い続けた。
しかしなかなか成果が出なかったようだ。
「スウ、やっぱり難しいですね……」
「まだ始めたばかりじゃないか!これからだよ!」
「そうですけど……」
「焦らずゆっくり行こう!」
「はい……」
それからしばらく経ってもマサコはあまり調子が良くなさそうだ。
「どうしたの?元気がないね」
「それが……最近、全然勝てなくて……」
「まあそういう時もあるさ。気長に待とう」
「はい……」
それでもマサコは少しずつ勝ち始めていた。
やがて私の資産を超えるまでになり、マサコはとても喜んだ。
「やったぁ!ついにスウの資産を超えたぞ!!」
「おめでとう!!すごいじゃない!!」
「これも全部スウのおかげよ!」
「そんなことはないよ。マサコちゃんの努力の成果だよ」
「いえ、スウのおかげです!」
「違うってば……」
「いいえ、違いません!」
「いやいや、絶対マサコちゃんの力だって!」
「いえいえ、絶対にスウの力です!」
私たち二人はお互いを褒め合った。
おかげでますます仲良くなれた気がする。
私はマサコに言った。
「じゃあさ、授業料として儲けた分の半分頂戴!」
「えっ!?それはダメですよ!」
「どうして?」
「だって……私が稼いだお金なのに……」
「ふーん……。マサコちゃんは自分一人の力で儲けたの?」
「えっと……スウの助けがあったからだけど……」
「だったら半分ちょうだい!」
「うーん……。どうしてもですか?」
「もちろん!それでいいよね?」
「仕方ありませんね……。それならいいですよ」
こうしてマサコの利益8,000万を分け合うことになった。
二人で幸せになろうね!
株を教えて大儲けしました
作品