彼氏と3日間だけど同棲生活をしたよ

私はスウだ。
そして今私の隣で寝ているのが私の彼氏のタカシである。
今日は土曜日なので朝から二人で一緒にいるのだ。
ちなみに私たちは現在大学一年生で、まだ18歳である。
「うーん……」
ふと私が寝返りを打つと同時に隣のタカシも同じく寝返りを打った。
その拍子にタカシの腕が伸びてきてそのまま私の腕を掴んで引き寄せる。
(あれ?なんか近くない?)
そう思ったときにはもうすでに遅かった。
私はいつの間にかタカシの胸の中にすっぽりと収まっていた。
(あ……暖かい)
いつもならそんなことはしないのだが、なんとなく今は甘えたかったのでこのまま抱き枕にして二度寝することにした。
ピンポーン!という音とともに目が覚めた。
(えっ!?誰だろう……。宅配便かなぁ)
と思ってインターホンに出ると、そこには親友のマサコがいた。
ドアを開けるなり、いきなりこう言ってきた。
「あんたたち何してたのよ!!」
「へ?」
一瞬何を言っているのか分からなかった。
ただ一つ分かることがあるとすればそれは私が全裸だということだった。
「ちょっと!!隠しなさいってば!!!」
「見せて減るもんじゃないんだしいいじゃん」
「いやそういう問題じゃなくてさ……」
はぁっとため息をつくと諦めたかのように私に向かって言った。
「まあいいわ。それより最近大学に来てないけど大丈夫?」
「ごめんね。実は大学のお金払えないんだよねぇ……」
「なるほどそれでバイトをしてるわけね」
「うん……」
私はタカシの顔を見ながら言った。
「それについては本当に申し訳ないと思っているんだけど、やっぱりどうしても単位が欲しいの……」
すると、マサコは呆れたように言った。
「あのねえ、確かに私はあなたたちの仲を取り持ったわ。でも流石にこれはやりすぎなんじゃないかしら?」
返す言葉もないとはまさにこのことである。ただ黙っているしかなかった。
しばらく沈黙が続いたあとマサコが口を開いた。
「とにかく一旦服を着なさい。話はそれからよ」
「分かった……」
渋々服を身につけると、マサコと一緒にリビングに向かった。
とりあえずソファに座ってもらったところで話を切り出した。
「単刀直入に言うけれど、明日から大学に来られるかしら?」
「もちろんだよ!」
即答した。しかしマサコはまだ納得していないようだ。
そこで今度はタカシの方を見て答えた。
「タカシくんも同じ気持ちよね?」
「はい。僕は毎日行ってます」
それを聞いたマサコはとても嬉しかったようでニッコリとした表情になった。
「よし決まり!それじゃ明日二人でちゃんと来ること!約束だからね!」
そう言って手を差し出してきた。握手を求めているようである。
「わかった!ありがとうマサコ!!」
ギュッと手を握り返した。なんだかとても嬉しい気分だ。
一方タカシは何が何だか分からないような顔をしていた。
こうして私たちの同棲生活3日が終わったのであった。

おすすめ