彼氏がうんこ嫌いで困っていたら……

私はスウだ。
私にはタカシという彼氏がいる。
タカシは大金持ちでイケメンだ。しかも優しい。
タカシは私にお金と時間をたっぷり与えてくれる。
でも、そんなタカシに一つだけ不満がある。それは私がうんこ好きだということだ。
タカシはうんこの話をすると嫌な顔をする。
「臭いし汚いし気持ち悪い」と言うのだ。
しかし私はその言葉がとても好きだった。私のことをよく理解してくれている証拠だからだ。
そう、タカシとはうんこを愛せないところ以外は全て完璧な恋人なのだ。
しかし、今日はそのタカシからデートのお誘いがあった。
『明日は1日暇?一緒に映画を見に行きたいんだけど』
私は二つ返事でOKした。
『いいよ!何の映画?』
『「うんこの世界」っていうやつ』
『えっ……』
『スウの好きなうんこを理解すれば俺達はもっと仲良くなれるかなって思ってさ!』
タカシからのメッセージを見て、私は泣きそうになった。
あぁ、なんて素敵なんだろう……。
こんなにも私のことを考えてくれてる人はいない。
やっぱりタカシは世界一の男性だ。
そして待ち合わせ場所に行くとそこにはなんと……!
タカシがうんこのTシャツを着ている!!
これはもしかすると……いや、間違いなく私たちの関係が大きく変わる前兆に違いない!!! 私はタカシの手を強く握り締めた。
これからどんな素晴らしいことが起きるのかワクワクしながら。

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