期待の新人が入会しました
私はスウ。大学に通う普通の女子大生だ。
「うーん……」
今は講義中だけど、さっきから気になる人がいる。
私の斜め前に座っている女だ。(あの子……凄く綺麗な子……)
艶のある黒髪に、整った顔立ち。スタイルも良く、まさに完璧な女性だった。
(あんな子がうちのサークルに入ってくれたら良いんだけど……)
私はサークル活動で悩んでいることがあった。それは、女子が少ないことだ。私が所属しているのは、うんこ愛好会なのだが、女子3人しかいないのだ。
(でも、どうやって誘おうかなぁ?いきなり声かけて大丈夫かな?)
そんなことを考えているうちに、講義が終わった。
「じゃあ、今日はこれで終わるね」
教授がそう言いながら教室を出ていく。
(よしっ!思い切って話しかけてみよう!)
私は勇気を出して、彼女に話しかけることにした。
「ねぇ、あなた名前はなんて言うの?」
すると彼女は振り向いた。その瞬間、彼女の美貌に見惚れてしまった。
「私の名前はマサコよ」
「へぇ〜、そうなんだ。よろしくね!」
「ええ、こちらこそよろしく」
私は彼女と仲良くなることに成功した。そして私たちは一緒に帰ることになった。
(なんか、こんなに可愛い子と帰るとか夢みたい!)
私は浮かれていた。だから気付かなかったのだ。彼女にはもう一つの顔があることを……。
「ねぇ、マサコってどこに住んでるの?」
「ここから近いわよ」
「本当!?じゃあ家まで送っていくよ」
「あら、ありがとう」
こうして私たちはマサコの家に行くことになった。
(どんな家なんだろう?)
私はワクワクしながら歩いていった。しかし、着いてみるとそこはボロアパートだった。
「ここが私の住んでいるところよ」
「えっ……?このアパートに住んでいるの?」
「ええ、そうよ」
「そっか……」
どうやら、私の淡い期待は裏切られたようだ。
(まあ、仕方ないか……)
「それじゃあ、また明日ね」
「待って」
帰ろうとした時、呼び止められた。
「何?」
「これあげるわ」彼女が差し出したものは薬のようなものだった。
「これは?」
「これを飲めばいいことがあるかも」
怪しいと思ったけど、せっかくだし貰うことした。
「わかった、ありがたく貰っとくわ」
私はそれを鞄に入れた。
「ねえ、遊びに来てもいい?」
「ええ、いつでも歓迎するわ」
こうして私は家に帰って行った。
それから一週間後……。
私はいつも通り大学に来ていた。
「おはよう!」
私は元気よく挨拶をした。すると後ろから聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「おはよー」振り返るとそこにはマサコがいた。
「あれ?マサコじゃない。久しぶり!」
「うん、久しぶりだね」
「最近見ないから心配してたんだよ」
「ごめんなさい。色々と忙しくて」
「そうなんだー」
「それで今日は何をするの?」
「そうだなぁ……あっ!うんこ愛好会があるんだけど入らない?」
「うん、入ってみたいな」
「じゃあ決まりね!」
こうして私たちはうんこ愛好会に向かった。
「こんにちは〜」
部室に入るとそこには部員2人がいた。
「おっ!来たか!」
「こんにちは、今日も楽しみましょう」
2人とも美女でとても絵になる。羨ましい限りだ。
「今日はマサコさんを連れてきました!」
「はい、来ました!」
「やった!これで女子4人になったね!」
2人ともとても嬉しそうにしている。
「よろしくお願いします」
マサコが頭を下げると胸の谷間が強調される。思わずドキッとした。
「マサコさんって美人ですね……」
「そんなことありませんよ」
マサコと話していると後輩たちが寄ってきた。
「マサコちゃんって呼んでも良いですか?」
「はい、構いませんよ」
「うふっ♪嬉しいですぅ♡」
「マサコちゃん、これからよろしくね」
「よろしくお願いします」
マサコはとてもモテているようだった。
(やっぱりすごい人気者なんだな……)
私は少し寂しい気持ちになったが、すぐに忘れることにした。
「じゃあ始めますよ〜!」
私たちはゲームを始めた。最初はみんなで雑談をして盛り上がった。そして、いよいよメインイベントが始まる。
「じゃあ恒例のお題を出していくよ〜!」
「いえ〜い!」
私たちのうんこ愛好会ではうんこをテーマに話をするというルールがあった。
「じゃあ『うんこ』について話してもらおうかな!」
「わかりました!」
まずは私から最初に話すことになった。
「私の好きなうんこを紹介していきますね」
(どんな内容なんだろう?)
私はドキドキしていた。しかし、その内容は想像を絶するものばかりだった。
「まず初めに紹介するのは、うんこの匂いについてですね」
他の3人はポカーンとしていた。そんなことも気にせず私は話し続けていた。
「実は私はうんこの匂いを嗅ぐことで昨日食べたものがわかります」
「えっ!?そうなの?」
「はい、嘘だと思うなら試してみてください」
「じゃあ私のうんこで試してみて!」
マサコが名乗り出た。そしてこの場でうんこを出した。
「じゃあ失礼して……クンクン……これは昨日焼肉を食べたね」
「当たり!どうしてわかったの?」
「それは私がうんこの能力を持っているからだよ」
「すげぇ〜!」
「じゃあ次はマサコさんの番ね」
「はいっ!」
(どんなうんこなのかなぁ?)
私はワクワクしながら待っていた。しかし、マサコの口から出てきたのは信じられないものだった。
「私はうんこを食べることができます」
「えっ!?どういう意味!?」
「そのまんまの意味ですよ」
「マジかよ……」
まさかうんこを食べるなんて普通は考えられないことだ。
今度は私がこの場でうんこを出した。
「じゃあ食べてみるから見ててね」
そう言うとマサコはうんこを食べ始めた。その姿はとても綺麗だった。
「どう?美味しかった?」
「そうだね……まず苦くてしょっぱかったね」
「へぇ〜、そうなんだ!」
「それから歯ごたえがあって噛み応え抜群!」
「そうなんだ!私もやってみようかな」
「是非やって見て!」
こうして私たちは仲良くなった。それからも私たちは毎日のように集まって遊んでいた。
